米国の「ペーパークリップ作戦」は御存知ですよね
(ナチスドイツの科学者をごっそり米国に連れて帰る作戦《ちなみにアポロ計画のヴェルナー・フォン・ブラウンはナチスのV2ロケットとか開発していた人です》)
同じことを当時のソ連もやってます、
漫画のjojoじゃないですけど、「ドイツの科学は世界一」って奴です。
この科学者の分捕り合いで、当時のソ連も相当の技術者を獲得しており、
(ソ連に詳しい篠原情報によると)加えて政治犯収容所みたいなところでも、トンデモノルマを課した研究を繰り返していたそうです。
美しい姿でも知られるロシアの戦闘機フォルムには設計パラメーター《ひな形?》のようなものがあるんだそうです(なので自動車もロクに作れないなどの産業技術批判は的外れです《兵器の技術だけは一級品なんです》)。
戦場で言えば、知らない人のいない「AKとRPG」ですが(極道の世界も一時はチャカと言えばトカレフだった時代もあったじゃないですか)、
ロシアの兵器設計意匠は「実用性一点張り(無駄に命中率に拘る日本の対局にあります)」
泥の河に落ちても撃てるAKは、ベトナム戦争で米軍の一部がパクって使う人がいたぐらいで、中東でこれが大量に使用されている理由は、構造がシンプルで鍛冶屋がいれば作れちゃう設計にもあります。←加えてロシアは先進国と言えるのかって経済力なので、その兵器が驚くほど安い(第五世代戦闘機は米国の三分の1ぐらいじゃないでしょうか)。
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すごーくベタな言い方すると、軍事予算が3分の1でも西側とタイマン張れます。
先ほどの話、
「実用性一点張り(無駄に命中率に拘る日本の対局にあります)」←当たらなくてどうするって方いるかもですが、本来ですね今回の「ウクライナ紛争」のような市街戦の場合アサルトライフル必要かって話あるぐらいなんです(SMGで十分じゃないか論)。
普通の兵隊なら、よっぽど近くじゃないと弾なんて当たらないのです(主たる目的は前進する時の援護射撃の弾幕)。てか、アサルトライフルってM16系でもサッパリあたらないのです(しかも全然あたらないので、距離が遠いとどこに着弾してるのかわからず修正もできないほど)。
※ちなみにアサルトライフル発明したのもドイツで、最初は空挺部隊が全員が分隊支援用MG34機関銃を持って降下するという無茶が始まりで(専用に回転数落としたものだったかしら)、半分は威嚇効果も狙ったものだったのではないかと思います(そんな当時のドイツでも市街戦ではシュマイザーSMG使ってますから)。
【反対に日本の兵器開発意匠は「全員がスナイパーたれ」みたいな無理だったりする(100発100中の伝統)】
なので、廉価で有名なAKの実用性は戦場において必要にして十分なのです。
●あまり語られていませんが(昨今日本の自衛隊予算増額の話を受けて)
人によっては、米国の武器を買うだけじゃないかってご意見もあると思いますが、
潜水艦他艦艇や対潜哨戒機のP1やC2輸送機を例外に、
日本製の重火器が異様に高額だって話がございまして(これも篠原情報)。
(そら一部は米国から買う方が安いだろって)
予算額より由々しき問題であることが、現在のロシアの兵器体系からわかるってものです。
※国会でそういう論議が無いのがまた困りもので、、
(米国議会のように制服組を審議会などに呼んで意見を聞くとかできないのでしょうか)
物騒な話に意味あるのかワカラナイのですが(ロシア製兵器がバカにならない件)
2023年04月17日
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