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プロ野球”抑え受難の時代”は「各球団先発投手の球速が上がったから」でしょ

2023年06月17日

これは調子だけの問題ではありません。
バウアーなど先発投手として155キロ出ますし、去年それで中日の高橋選手が話題になっていたら年末にオリックスリリーフ陣が全員160キロ超える冗談みたいなことになり、今年から山下シュンペーターが登場、
・むしろ安定しているのは、アンダースローで130も出ない日ハム鈴木君、130は出るがコントロールの鬼加藤君。速球派として知られているメンツはだいたいWBC出てましたから、WBC後遺症ってことなってますが、ほとんど調子落してます(左の148キロなんて最近しょっぱい中継ぎ投手にもごろごろいますから)。

この現象は昨年ロッテの益田投手が言及しており
 「佐々木君にはぶっちゃけ完投して欲しい」
抑えの投手のが急速が遅く見やすいんですから、商売あがったりです。
昔150でも早かったから、抑えはストレートとフォークだけでよかったワケですが、
現代でストレート150って「コース甘かったら打ちごろの直球」になってしまいました。
(特に球種に張ってくるパリーグの打者にとって球種の少ない抑え投手は確率50%やん)

この球速増についていけてない打者は(というか打ててる打者は割り切って張ってるんだと思います)軒並み調子を落とし(意外だったのはヤクルト村上君だけではありません、楽天のヒットメーカー島内選手がまさかの低打率に悩んでいる)、反対に日ハム万波君など変化球への対応で苦しんでいた打者がそれを克服しようとしてます(直球勝負が増えているのでしょう《先日今永が全球チェンジアップで三振取ってましたねw》)。

■日本のプロ野球がスポーツとして(選手各人が急速アップに取り組んでおり)ワンランク上がったきがしますね。往年の抑えがまったく通用しなくなってきた(ヤクルトにマクガフ残っていたらボッコボコに打たれていたのでは無いでしょうか)。150キロ少し越した程度では抑えとして”遅い”んです。
ヤクルトの木澤が150キロのツーシームをあまりにも打たれるので悩んでますが(本人はカットボールでナントカしようとしている《大間違いだと思います》)ツーシームの曲がり幅を深くするとか(大谷君がスイーパー覚えたように)、160キロ近い4シームを覚えるべきで、
現状ではシュート50%カットボール50%で張って狙い撃ちされてます。

つまり木澤が打たれてるのは、木澤君のせいではないのです(笑
他の投手の球速があがり(カープの島内君は160キロ近いですし)150キロ前後だと合わせやすくなってしまったのです(あの田口がそこそこ抑えで通用しているのは”独特の曲がりの大きいスライダー”でしょう《彼は個人的に研究していると思われる》)。
阪神で言えば湯浅君の抑え復帰が早すぎました(セットアッパーから復帰して流石と思っていたのに《ここはどんでんよりカープの新井君のが慎重》)、真直ぐが万全じゃないと今年の抑えは無理(西純が苦しんでるのも同じ理由だと思う《150出るだけでは今年は通用せんのです》)。



posted by kagewari/iwahara at 23:46 | TrackBack(0) | ニュース・特集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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