<後から若干校正編集>
武田説は法治国家の遵守論であり、保守系の立場からこれに反対しています。
科学的根拠に基づくものではありません。武田教授は科学者ですから科学的根拠は十分承知の上の話しで、左翼はその意図を分かっているか知りませんけど、原発営業時の排水と、事故対応の冷却水はまったく違うものなので海水で薄めたから同じだとは言えないという論旨です。
単純に言えば(意図して悪く表現した場合ですよ)
「水道局が河川に流していい大腸菌濃度に薄めているので、お隣の水洗トイレの無い誰だか家さんが薄めて河川に流しても合法だとはならない」←こういう意味です。
本来(そういう面倒なことにならないように)福島では空冷であるとか何かで固めてしまうとか(それでセメントこねて関連施設作るとか)、処理水を蒸発させても安全なフィルターを開発するとか、まだ技術的可能性が残っており(未来の技術はまだわかりませんから)、
●左翼だろうと敵対国だろうと科学的根拠が間違ってるクレーマーだろうと、”突っ込まれることは軽々に判断できない”って話です(未来の技術はまだわかりませんから)。
実際東電が福島原発でやらかした失敗は大きなもので(予備電源の配置他人災に近い部分も多い)、そこには当然経産省(政府や国)の監督責任もありますから、ギリギリまで判断は先送りすべきだというのが私の考えです(対策を考える責任はまだ終わっていない)。
原発賛成保守系論者の方を否定するつもりはありませんが、
(私も時限的原発フル稼働には大賛成ですから)
「左翼や敵対国や、科学的根拠も知らないクレーマーが悪い!!」←みたいな小学生みたいな反発はどうなんだろうと思うわけです。
●彼らが難癖つけてくることは予めわかりきってるのですから(それが生業なんだもの)
「ギリギリまで、突っ込まれない方法考える責任あるだろうと」
(日本国民が不当に非難される風評から守る責任があり、まだ万策尽きてはいない)
↓
実際処理水は”安全”なのですから、保管する土地が無いなら探せばいいですし、
難しいなら「現在の置き場所を2階建てにすればいんじゃないの?」
(時間を稼げば稼ぐほど、何かいい手を思いつけるかも知れない)
てかそれをもう一度冷却水に使用して循環させたらいいじゃん(何故再利用できないのかね)
ということです。