時々「HaranoTimes」さんとは、意見が合わない時があるんですが、
現時点でハマスは自分の目的を達成している。」
https://youtu.be/6TOzJQ6yrEw?si=pIdOHtbB4Xt5oq6Y
ハマスがやらかして(宣伝まで行った残虐行為)政治部が困ったあげく一部人質の解放が続いているのだと思いますが(あくまで推測です)、HaranoTimesさんが心配している欧米左翼メディアの報道や、多数のアラブ系移民のデモは「更に大失敗したのだと思いますよ」。
何故って、「あの残虐行為を肯定する神経についていける人は滅多にいません」から。
(そもそもハマスの武装勢力はアラブも代表していなけりゃ、本当にモスリムなのかって勢いなのであり《健全なイスラム教保守派が存在すれば”異教徒として追放レベル”でしょうに》「イスラム教の冒涜も甚だしい話」になるからです。)
イスラエルの宗教右派を肯定してるのでもなく(彼らがパレスチナ人へ人種差別を行っていたのは事実「ミンスク協定破っていたウクライナ民族主義者と同じです」)、イスラエル国内世論からして原理主義過激派のような彼らに反対するデモが盛んだったのですから、彼らの言動でイスラエル全体を論じるのも違うでしょう(私はゼレンスキーもそういう意味では否定してません「大統領選出馬時の彼の公約はミンスク協定の遵守とロシアとの融和でしたからら」←変節したのか、させられたのか、ハメられたのか利用されたのかという話《最初から嘘だったもあり得るが》)。
その結果がイスラエルの地上戦が「開始できない」理由であり、
バイデンが抑えているからって分析も違うと思います。
(現在の米国にそんな力はありません)
「ネタニヤフですら、にわかにやろうと思ってもできない政治情勢」なんだと思います。
(特殊部隊を動員しても、どこにいるのかわからない200人もの人質救出作戦を一度にやるのは戦力的に事実上不可能です。)
■その理由は米国の力が落ち切ってるからですよ(完全になめられてる)
国際世論の形成がまるでできていない状況にある。
本来の米国であれば、イスラエル民族主義者によるヨルダン西岸への入植やガザでのデモ鎮圧に問題があったことを明快に言及し「紛争の後、そこを含めた(ヨルダンやハマス政治部との)和平案の提示を約束した上で、今回ハマスの”武装勢力”によるテロは許せないとして」各国の合意を取り付けていないとダメでしょ。
そして人質救出作戦は「”トルコを含む”西側各国の特殊部隊を集結させ行う」。
※イランを恐れてじゃないですよ。イランも本音は自国がどこかと直接対決などやりたくない筈(テロを支援してる革命防衛隊と宗教指導者のハメネイ氏との関係もうまくいってない噂もあるんですよ?《あの時、安倍首相はハメネイ氏にトランプからの親書を渡していた可能性もある》)、外交上のブラフを時々コメントしてるだけでしょう。
現在、この解決の目途の立たない状況の原因は、
「バイデン政権が無能だから」だと思います。
そして、結果としてハマスもハマスで(解決は長引きますから)今回のハマステロ攻撃を擁護するような左翼メディア報道も逆効果となり(メディアが支持を失ってるのは説明するまでも無いことです)、ハマスの武装勢力は追いつめられることになるんだろうと思います。
●一部で語られてる和平案に「ガザはエジプトの管轄とする」という話が出てますが(大賛成です)、イスラエルがトルコと連絡とってる話もあり(ネタニヤフとプーチンは話せる仲ですからシリアの件はロシア経由で話をつけられる)、「エジプト軍とトルコ軍が人質解放にあたりハマス政治部と協力の上でテロの下手人はイスラエルに引き渡す」←こんな感じに(バイデン抜きで)枠組みができれば理想かなと思います(敵の敵は味方で、ファタハ牽制のためネタニヤフはハマス政治部と通じてるって陰謀論もあるぐらいですから)。
「米国の空白」を前に各国は今それぞれに頭悩ませているところだと思います。