<11/23誤解があるといけないので前半の一部に説明追加編集>
神谷君の気持ちはわかるし、説明もよーくわかりましたよ。
神谷君がナイスガイなのは疑ったことは無いが、彼が政治家としてナイーブな点にはかねてから憂慮していて、以下動画で説明されていることは気持ち含めてよーくわかるんだが、そこじゃないんだよ。
情報化時代の先端だからこそあり得る貴重な会見動画がこちら(必聴です)
一連の騒動について参政党からのメッセージです。
https://youtu.be/ffEbNyqZwc0?si=TCTCy_6AZuhLiAxl
日本保守党の件でも違和感でしかなかった「名古屋の減税日本」が鍵でしたか、
(そもそもこの話は『維新』との連携などで古くから続いていた話ですよね)
今回の件とは違いますが、上記括弧における関連で例の名古屋県知事リコール不正投票事件(高須先生巻き込まれた奴)などでも某政党からの事務局協力者の動きが問題視されていた。
何の事かって、素人ボランティアでは組織運営はできませんから、助っ人という形で外部から人が来てって話は日本全国あちこちにあるんです(揉め事の内容は少し違いますがN国党で起きた党首問題も他党の人間を入れた事が始まり)。
言うまでもなく、望まざる助っ人も多く存在する。
しかし、素人ボランティアスケールで政治的運動ができるのかって、それも(成果という点で)疑問がある。神谷党首のように(このまま参政党が全国で政権に影響及ぼせる議席を得られるか微妙なままでも)純化路線で結党の方針を貫く姿勢は”決して間違いでは無い”のでしょうが、公約(彼曰く日本をなんとか正しい方向へ《武田教授もこの公約を連呼していたのであり》)と矛盾しないかという事です(神谷党首の個人的な気持ちのいい同好会活動が目的では無いのだから)。
■前述の神谷党首からのスタンスであれば、彼は被害者かもしれないし、対応に瑕疵は無いことになりますが、その公約を実現するためには全国政党として”多くを束ねなければなりません”。しかし政治家として神谷君がカリスマなのかと言えば違うのであり(結党前はMCに近い存在だったのですから)、彼が最初から「俺に任せろ俺が天下を取る」というスタンスであれば何も矛盾しないのですが、武田教授のように公約実現のため保守系組織を合併でも何でも早期に進め(参政党的なナイーブな側面は考慮しつつも)これを核に党を大きくしようと考える立場から見れば、神谷君の動きは(個人的な理想像に拘った)党の私物化に見えます。←誤解の鍵はここでしょう。
それがまた、減税日本の河村氏は食わせ物のところがあるので(個人的には全く応援していない政治家のひとりです《今回の論議でも”ならば”と日本保守党との連携に乗り換えたことでもよくわかる》)、武田教授も(政治が専門ではないですから)取り込まれちゃったところあるのかなと、、←しかしそれを反党行為のように断ずるのはまた違うでしょ(私の記憶が確かなら武田教授と河村氏が親しい事は旧知の事実だったと思います)。
●私は自民党時代からの小沢一郎のファンでしたが(何故なのかトンデモ左翼に転じた彼の話についていけなくなる中、現在は政治生命も終了)、彼は様々な政党と合従連衡してみたりバラバラになってみたり繰り返す中、「乗っ取られた」とか言ったことありますか?(むしろ乗っ取る側ですよね)
↓
「個人営業の名店(掛け声は全国制覇)と、そこに声をかけてきた大手FC店」
この話を進めると、もうそれだけで乗っ取られちゃうんでしょうか?大手FCの営業活動は妨害工作なんですか?
(またこういった場合声をかけてくる大手には構造的問題などがあり停滞しているから気鋭の店舗に声かけしてきたんですよね《何も問題なければそんな個人店に頼ろうなんてしないでしょうよ》)
むしろ経営手腕の見せ所で(全国制覇を掲げずに自分の店を守り続けるだけなら「断る」と追い出してもいいのだろうけど)、
店舗の話では無く政党ならこれは政治力の見せ所ってことになります。
神谷君に10人以下の政党で国政に影響を及ぼし、彼の言う日本を救うことができるならそれでもいんです(N国党のように少人数でもできることはある)、しかし彼は極小政党を前提にした何らかの戦略戦術を説明したことはありません。実直に大きくなるまで50年待つんですか?
【個人的には少人数政党の戦略などを持つ方がベターに思いますが】
50年待つとか公約に背くことになりませんか?
前述の小沢氏が実現した小選挙区選挙改革により、一定規模以上の政党でなければそれ以上議員を増やせない仕組みになってます(何せ当時の狙いは二大政党制の実現だったからです)。
■前述のように私は個人的には小規模政党の戦略なり戦術って方向性のがいんじゃないかと思っているので、以下を推奨しているのではありませんが、少なくとも彼の発言や公約を前提にする場合、保守合同的動きを視野に入れ、党員に対しては「交渉は俺に任せろ心配することは無い」という政治力を見せることができればいいのであって(最初からその戦略があれば、減税日本が入り込む隙間すら無かった筈で武田教授も活動に参加しなかったかも知れません)、
どっちつかずの姿勢であったため(武田教授には最前線に立って力を貸してもらっていた《現在の1議席は武田教授の貢献が大きい》)、「双方が誤解し話が拗れた」という事だと思うんですよ。
神谷君は政治家としてはナイーブに過ぎるのが当初から心配だったという話は、そこに尽きます。
これ以上関係が悪化することなく進んで欲しいと思いますが(どうなるんでしょうね)
私は国民民主も応援してますから、小政党の戦略戦術として「自民との連立を視野に」作戦でいいのじゃないかと思います。
日本を大きく変えるみたいなビッグマウスを捨てて、鈴木宗男のような政治力で「ここと、改革のポイントを定め」万年小規模政党の強い組織構造を独自に考える。
(であれば、政党組織の参考になるとかで公明党や共産党のが近代的だなどの発言を切り取られることもなかったでしょう。)
誰かそこを交通整理して、
関係修復できなくても、武田教授を減税日本に騙された工作員みたいに論評するのは避けるべきですよ。ひたすら政治力不足を詫びた上で(ともあれこの騒動を収め)、「小規模政党のままでいい戦略」を発表すればいのです。