岸田首相も人ごとのようです
敗戦も「うん、そうだろうね」的な(東京15区に至っては候補を立てて無いんだから)
私は思うんですよ
「自民党も党支持者の政治意識を理解していないし、支持者の方にも特別こうだという政治意識も無いのだ」と(ここは心理学の『共同幻想』論になりますが)。
故に思いつくのはイメージ戦略ぐらいで、今は「イメージ悪いので何をしてもダメだね」ってぐらい。
大型補正予算案でもあれば、いちおうの支持団体である経済界の組織票はかたいにしても、現有議席をある程度温存できるぐらいのものでしかない。
保守系議員と期待されていた議員が次々と米国支持の左翼グローバリズム法案の取りまとめ汚れ役をやらされたり、変節したのか?なんてことが起きるのも、そもそも彼らの政治姿勢も表向きのポーズであり信念なんてものは最初から無かったのでしょう。
●これはまさに昭和における有権者の民度を写す鏡でした
■現代は個性派無党派層が潜在的多数「サイレントマジョリティー」を形成してますが、自民党には何を訴えればこの階層に響くのか理解しておらず、どちらか言えば本当に投票してくれるかわからないあてにならない階層という認識なのかも知れません。
※安倍政権が常にこの階層から支持を得て連戦連勝だったこともよくわかっていないのでしょう
東京15区補選において飯山氏はここから一定数の票を得ており(彼らの投票率を持ち上げるほどではなかぅたが)、今回善戦だったと思います。
自民党が「どうぞどうぞ」と投げやりなんですから、保守系新党としては”取り放題”というか安倍政権で自民支持者になっていた一部保守系有権者を引きはがすこともできます。
自民党自身が次回選挙の負けを意識して、「連立の組み換えありき」で考え始めてると思いますし、「なんか勝てるかも」と思い込んだ立憲民主は(不評だった)共産党との連携を更に深めると思います。
↑
これ、状況として新興勢力には悪い話ではない