評論家や記者の間で大きく意見が割れているのが「自民党員票の動向」です。
メディアの調査は(そもそも自民党員名簿が非公開であるため)正確な調査が行えない前提で、DATAを判断しなければ意味がありません。
そもそも、候補が出揃っていない今、
報道しない自由で高市氏が立候補することをまだ知らない高齢者党員もいるだろうからです。
(メディアも流石に立候補の会見があれば高市氏の存在を報道するでしょう)
つまり「今の総裁候補として有名なのは誰?」から数字が多く出てしまう。
実際の選挙戦が始まれば、熱心に党員票を掘り起こす組織(熱心な党員支持者)の有無も結果に大きく影響します。
そんな勝手連的地方組織も、立候補の記者会見前には動かない訳で、
現状は「まだまったくわからない」という事です。
●最も注目すべきは
下馬評で、今議員票を最も多く集めているとされる「コバホーク(小林鷹之)氏支持議員の動向」です。彼もまた”担がれている候補”ですから、支持議員も「実際のところ彼の事も彼の政策もよく知らない」まま票を回されてる形で支持している議員が多いことになります。←この動きは”勝ち筋だと信じて”であり(後に小林派ができるのでもありません)、
ここの支持議員ほど、メディアの報道における「石破VS小泉の決戦投票」に動揺することになります。
何故か?
コバホーク陣営は”小林派ではありませんから”、決選投票でどちらかに乗っても「何らのポストも保証されません」
極端に言えば、”勝ち筋だと信じて”支持している議員にとって、メリットが無いんです。
(全ての原因は、小林氏は党員の支持票が薄すぎるため)
↑
では、逆もまた真→”今回の勝ち筋は党員の支持票が多い人”となります。
つまり、今投票先を決めかねている議員さんの動向は
実際に選挙活動が始まって以降流動化するということです。
(今回のように候補が多くたつ場合、決選投票に勝ち残れないなら議員票を固めても意味が無い)
■そして今日、高市早苗氏の出馬会見がありましたが
「新首相の所信表明演説かと思いました」
これはレベルが違うでしょ。
自民総裁選挙において奮戦を期待したいものです。