芸能界では類する話が常識化していただろうし(特に昭和は芸能事務所と反社と大きな区別無かったですよね)、女子アナの芸能人化が「TV局が自前の芸能事務所を部局として抱えた」以外の何物でもなかったと思うんですけどね。
つまり何を反省しているのかわからないのですが、女性の性的外見容姿を基準にタレントとして視聴率などの収益を見込んでいる時点で、ひょっとすれば(表向きとはいえ一芸を必要とする)芸能事務所よりあけすけだと思える(女子アナの入社試験面接とミスコンの違いがわかりません)。
本来リベラルやフェミニズム活動家の方はこの時その業態そのものを批判するべきだったのでは?
(この営業方針を意図的に推し進めていたフジTVをそういう意味で理解していることは衆目の一致するところだったと思うのですが、、)
ここまではそれ以前から恒常化していた部分で、
勿論程度の問題ではありますが、後追いした他民法各局にもいえることでしょう。
(※NHKなどは”そう見られないように”といっては語弊ありますが、類する批判されないように注意してますよね)
(※逆にライブドアによる買収事案のあった時に堀江氏はあからさまに「女子アナの芸能事務所部分のコンテンツの優位性」に触れていたと思います)
↓
そして
本件この事案に詳しくはないのですが、
「やらかすにしもて刑事事件に及ぶ犯罪行為があった」事案ですよね。
記者会見で追及すべきは「どうして警察に通報しなかったのか?」に尽きるかと。
(前段で起きた松本氏の件もそうですよね)
思うに、彼等も「刑事告訴には至らず示談和解となっている」認識だったので、(もう解決したかのような)トンチンカンな対応から芸能界退場になったものに思います。
フジTVのコンプライアンス?
いえいえ、「フジTVは芸能事務所を内包した制作会社」なのですから、最初からコンプライアンス違反も何もそういう看板出している局だと思うんですよ。
なので、事案当事者加害者である彼らが「刑事告訴に至るようなことになったとしたら誠意をもってお詫びしたい」という感覚なのだと思います。
(彼らの勘違いは、誰もが追及してこなかっただけで、フジTVが最初から会社ぐるみでグレーな業態だったことが、社会的にも認められているんだと思っていたことでしょう。)
●勘違いしないでいただきたいのは、被害者にも自覚するべき問題があるとは全く思っておりません。
これはヤクザに騙された芸能人の話と違いは無くて、フジTVに対する社会的認識が「ここは総務省が認める放送局ですか?」な側面を誰もが知っているべきだとはなりません(大人社会では衆目の一致する認識でも)成人まもない子供に近い新卒就活生が知らないことも十分考えうることです。
会社として「募集しているのは芸人さんです」と謳っていませんから。
ピント外れかもしれませんが、この事件のポイントは
・「限りなくAV新法」の論議に近いものではないか
・そんな会社がそもそも放送免許を持っていてよかったのか?
・新入社員アナウンサー募集要項に(男女問わず)詐欺があるのではないか?
こういうところからの話じゃないかしら。