(私は『参政党』をむしろ支持しており《主に松田学元党首》、今回の指摘は「どちらか言えば批判的応援」です)
『参政党』にここまで実力をつけたのは神谷党首の貢献なのは間違い無いのだけど、最大の弱点も彼のナイーブさにあるのは事実であり、Hanadaでしたっけ?彼は「保守を名乗りたくない」と公言しており(支持者の認識では教育重視だそうです《私はここにも意見あります》)、それは党勢拡大を目指す有権者へ主張がリーチしなくなるからだと理由が示されている。
私なりの解説させていただくと、上記には勘違いか別の思惑が隠れています。
1)彼は健全な保守世論を醸成したいとも言ってますが、安倍政権とその支持者こそが”健全な保守世論”であり、これは既に存在していること
2)『保守党』の政策的振る舞いは、保守そのものでこの理由を説明する上で政治主張が保守系であることを公言しないことは逆に誤解を招く(だから「陰謀論の党」とかおかしな紹介されちゃうんです)
3)彼の本音か、無意識的な「保守を公言しない理由」は、勘違いした右翼支持者や関係者が党員や応援に参加することで党が外部から右傾化することを恐れているからだと思います。
「いやいや、それは『参政党』が自らの政治主張を曖昧化してるからですよ(ブランディングの失敗でしょ)」
※ここでいう保守の定義ですが、1の安倍政権的なもの、2現在の『保守党』政策から言えば「急進的改革を遅らせること(現状の維持に保守的優位性の根拠があるという主張)」に尽きます。
典型例:マイナンバー制度などにおいて「運用開始や確定申告や口座登録は認めるが、紙の保険証や運転免許証の統合までは慎重な姿勢(保守的な姿勢)を見せる」などのことです。
総じて、リベラル改革派が矢継ぎ早に求める改革の常識的ブレーキ役になることです。
■ついでに言わせていただくと、「教育重視」にはリスクがあります(むしろ右翼と誤解される)。
このような論議を保守系が始めると「道徳や教育勅語などの話がわっと出る」特徴があり(神谷氏は確かフリースクールなどの運営経験ある方だったと思いますが)、
この点現代保守論では「道徳ではなく常識《ここバークの保守論と矛盾しないと思う》」「教育勅語ではなく江戸時代までの日本習俗」の方が自然であって(『明治維新』が”急激な”リベラル改革に他ならないからです《反保守》)、
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この辺の理解もナイーブ(センシティブな部分なので論議が避けられている)なんだと思います
とわいえ、所属議員が増えて党内論議が盛んになれば解消していく部分かもね