<ちなみに「社会体制も十分に自由な(リベラルな)方向が行き渡り」この分水嶺は?>
■医療科学などの分野で倫理問題が登場した時ではないでしょうか
(脳死論や、遺伝子技術、クローン出産、、などなど)
先進国では、研究に倫理的な制約が多く検討されるようになりました。
これこそ、最先端リベラル派の保守旋回です
(人間性を超える進歩への疑問=「少し考える時間が必要」=保守回帰)
あくまでも個人的意見ですが(各所からの批判多数前提で言いますけど)、
安倍政権というのは、小沢一郎が求めていたような自民党改革派の姿で、
実際の話、安倍首相の「悪夢の民主党時代」無しに第二安倍政権は無かった。
(極論するなら第二次安倍政権を間接的に作ったのは小沢一郎です《党首選で菅直人に負けていなければ安倍政権は無かったのかも知れない》「悪夢の民主党時代」という意見は同じだった筈だからです。)
現在すっかり左翼に落ちぶれた小沢氏がそう思ってるとかの意味じゃありませんぜ、
時代の流れを俯瞰で見るとそうなってるって話です。
<二大政党制の理想像があるとすると>
「改革だとなれば左派」「あーいきすぎたので右派」「停滞してるので左派」「それはやりすぎだろ右派」←という流れで基本政策には”違いが無い”保守と革新の2大政党のイメージ
(極端な政党は想定に入っていません《欧州で起きてる新興政党の意味は違いますよ、欧州では保守も革新も全く違いの無いグローバリスト政党に陥ったためで《コロ○感染症時の対応でそれが露呈》、どうすりゃいいのかと新興政党が台頭している←好き好んで台頭してるのではありません「どうしようもないから」台頭したというのが本音でしょう》)
●しかし残念なことに「世界各国で大問題になっている、(まったく自由主義《リベラル》じゃない)時代遅れの左翼問題」→これが、日本の現状で言うところの石破政権です。
(素朴に言って「何がしたいのかさっぱりわからないのが特徴」になってしまっている理由です)
安倍政権の代表的な政策とは、「男女共同参画社会」「働き方改革」「金融緩和政策」(全部本来リベラル左派政策です)、安全保障においてもスタンスは”改革派”であり(左翼の護憲は”保守”ですから)決してその内容も急進的なものではありませんでした(加憲案と国際協調”クアッド”ですから《小沢が進めたPKOや国連軍改憲構想と似てると言えば似てるでしょ》)。
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ここを時代遅れの左派マスコミが見当違いに叩き続けていたものだから、余計におかしなことになってるんです。普通に時代が進んでいれば、圧倒的多数で高市政権だったのですから。
今「国民民主」に期待が集まるのもわかりやすい話で、
時代は「穏健保守という名の現状リベラル社会肯定派」が求められてるんですからね。
(時代の要請としては、労組の組織率に応じた連合の政治力低下も求められている)
その動きが極端に見えてるかも知れませんが、
トランプ政権も「現状リベラル社会肯定保守」です。
(米『民主党』が人間性も踏破するようなトンデモ左翼に転じてしまい《追認したエスタブリッシュメント系ブッシュ『共和党』も》、それを元に戻そうとするのですからエキセントリックに見えるだけなんです《あの関税も”新自由主義グローバリズム”に対する修正と、対中包囲網が目的ですから》:忘れている人がいるかも知れませんが”中国の台頭”は新自由主義経済が半ば意図的に作り出したものです。)
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注:規制緩和という意味の新自由主義の全てが問題という意味では無く、「新自由主義グローバリズム」が問題だった(国の主権を超え国際資本がグローバルにファンドの収益だけを目的化するもの)