大手メディアでは長蛇の列が面白おかしく報道されてるようですが
(日本人の悪い癖だと思いますが、こういうことは本当にやめて欲しい)
「日本は平和ですね」
これをJAや農水省はどう考えるのか
米価が安すぎるのは確かに問題ですが、高値にすれば販売が落ちることは言うまでも無く、ついこないだの消費世帯での備蓄のため高額でもある程度売れていた理由は→「更に上昇するかも知れない」からであって、下落が予定されるなら大幅な買い控えが起きてもおかしくありません。
単純に商材としてはコモディティと呼ばれるジャンルなので(原材料や光熱費のようなもの)、安値の方が消費喚起になる構造ですから(増産も可能になる)、高値でも売れると考えることは非常に危険なんですよね。
既に麦や健康食品雑穀を混ぜる食べ方が拡大しており=消費減に繋がってしまう。
備蓄米のインパクトのある販売は(いろんな意味で)効果があったんだと思います。
高値が続いていた東京地区においては(amazonなどの価格帯とほぼ類似)、仕入れルートなどの大幅な見直しが起きるかも知れません。
■本来JAは最初の入札があった時に「農水省と協力して規格外のハイスピード作戦」を敢行してとにかく急いで廉価な備蓄米を流通させるべきだったんですよ(現在倉庫にある高値のお米を差し置いても)。そうすれば随意契約での直売なんて話にはならなかった。
※この時、農水省の予測は5キロ2500円まで下がるだった→これが現在2000円での販売になってますからね(即日完売しちゃうんですが)