簡単な話で、台湾の現政権は歴史的に米『民主党』系なので(だから台湾応援でペロシ議員が訪台してたりするでしょ)、大統領選でハリスを支援するなど、英スターマー政権と同じポジションにいるからで、トランプは半導体の事も「米国から盗んだ」ぐらいに論評してます。
※責任取って米国に投資しろってことで、日本同様にTSMCは米国に生産拠点を作った(27年から稼働予定)
だからといって、トランプ大統領が中国の台湾侵攻を容認してるとか無いでしょう。
パナマ運河で一帯一路から抜けさせるぐらい地政学を意識してる大統領が中国の太平洋覇権を放置する筈も無く、(なにやらASEANが関税で対決姿勢示してますが関心しませんね)過去に大統領は「私なら関税で台湾侵攻を抑止する」と発言があるように、軍事力による介入に積極的ではないというだけです。
米軍と解放軍が直接戦闘することはバイデン政権でも想定外だった筈で(やるならその役目は海上自衛隊です)、解放軍の台湾海上封鎖作戦を想定し更にその周囲でこれを牽制するみたいな対応が予測される、心配されるほどの話では無いでしょう。
※上記の自衛隊の介入時には自動的に米海兵隊の連携はあるでしょう(海兵隊は議会の承認無しに大統領命令で出動できると同時に沖縄がベースですから)←この想定は解放軍が台湾侵攻と同時に一部沖縄の領土侵攻が想定されているからです(でないと台湾の海上封鎖もできない)
いずれにしても想像ですが、
トランプ大統領は中国の台湾軍事侵攻が”無い”と読んでると思います。
(理由は”バカみたいだから”《リスクベネフィットが合わない》)
これを抑止する最も重要な鍵は「海上自衛隊の軽空母運用開始」です。
(こちらが配備運用開始となるのが27年予定《心配なのはF35Bの調達かしら》)