ソフトバンク王会長は、フリーバッティングで打順に関わらず全員にホームラン打ち込むフルスイングを求めています。「それが試合で8割になってもいいけど練習では全員ホームラン打てるスイング持ってること」が野手に求める条件です。
※周東選手のスイングが年々鋭くなっているのはそういうことかと
「あてに行く単打で出塁して送りバント」
ほとんど点にならないのです。
長打の無い代打の切り札が仮に打っても3塁に留まるケースだって多い。
MLBでも、塁が埋まってる時には「単打狙いでも」とバットを短く持つ選手は少なくないですが、ノーランナーの時には”ほぼ全員がフルスイング”です。
ホームランを狙ってるのではなく、長打狙いのスイングをしている。←これは単に統計上の得点確率なんだと思います。
「あてに行く単打で出塁して送りバント」←得点確率が低い
(ファンもそういう攻撃を求めていない)
これは逆説で、
「あてに行く単打で出塁して送りバント」
ほとんど点にならないのです。
長打の無い代打の切り札が仮に打っても3塁に留まるケースだって多い。
このケースで得点できるのは、長打を打てる代打の切り札がいる時です。
しかし、投手はランナーがセカンドに進むとギアを上げて全力投球します。
では、投手が安全運転中の投球と、ギアを上げて全力投球している時
「長打が打てる確率はどっち?」
そこから得られる答えは
「先頭バッターなど、塁にランナーがいない時の打者は長打狙い、代打の切り札は長打が無くても(全力投球の投手に対しても)高打率であれば得点できる」
※バントが有効なのはノーアウト2塁の時だけ
■よくセリーグファンは「長打の打てる選手が少ない」と愚痴ることが多いのですが
そもそも数字に目がいってフルスイングしていない選手が多過ぎるんです。
高津が長岡に「フルスイングで引っ張るバッティング」を求め続けましたが、長岡がその意味を理解していたのかはともかく、レギュラー定着後「反対方向にコツン」がとても多くなりました。
流石にタイトル取るようになって、高津も注文付けなくなりましたが、言いたいことあったんだと思います(なんせヤクルトで高津が投げていたころにはショートに池山がいましたから)。
セリーグはこの辺を理詰めで考えるべきではなかろうかと思いますね。
投手が打席に入る関係で、投手力だけでも勝てる部分が少なからずあるため、セリーグの野球はスモール過ぎるきらいがある(あまり点が入らないのがあたりまえ)。
確かに王会長のソフトバンクは「メジャーみたいなチーム」でした。
MLBは「ヨシノブ頑張れ!」



