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ワールドシリーズ終了「パヘスとロハス(そしてキケ)」

2025年11月03日

(たぶん間違ったと思うので一部修正”モリス”正確には”スモルツ”だったかも)

MVPのヨシノブが凄い伝説なのは言うまでも無いんですが
大谷君あってのチームであるのもわかります。
しかし試合観ていた人誰もが思ったでしょう
「ドジャーズにとって、これは守備のシリーズでした」
特に、サードのマンシー(絶体絶命のバックホーム含む正確無比な早急そして最終戦帳尻合わせを合わせた貴重なホームラン)、後半戦から先発出場するロハス、レフトからゲッツーを連発するキケ・ヘルナンデスの(外野手からの)ジャンピングスロー、そのキケをぶっ飛ばしてフライをキャッチするパヘス。
ベテラン守備の人、ロハスのあのホームラン(彼は奥さんに毎日「きっとあなたが凄いことをするのよ」と言い続けられていたようで「バカだなお前、俺は試合に出るか出ないかもわからないんだよ」と会話しつつ”あの打席でその言葉を信じた”そうです)。以下に紹介する動画でも解説されていますが、「ロハスを出して大谷をどうしても迎えたくなかった」ホフマンは、「打たれてもシングル」と四球を出さずにストライクを取りに行った(そこは4シーム選ぶべきだったでしょう)。ロハスは4シームをファールした時に「十分対応できる」と感じたそうです、そこに(直球待ちでも対応可能とされる)打ちごろの抜けたスライダーがど真ん中に。
大谷君への恐怖が引き起こした奇跡でもあった、
時々暴言もあり解説として批判も多いジャック・モリス《だったと思います、間違えていたらスイマセン》彼も解説の”スモルツ”氏が「絶対四球はだめ、ど真ん中でいいからロハス勝負、ロハスにホームランは無い」と言った直後だったらしいww)
※今年、ロハスは右投手から一度もホームランを打っていないのです。

この試合の前日スミス捕手はヨシノブに「明日君が1イニングでも投げたら勝てる」と冗談を言ったらしく、ヨシノブは「君が2本ホームラン打てば僕が投げなくても勝てる」と答えていたそうです。
その山本が9回から投げ続けている、
スミスがどう思っていたのかわかりませんが、(これも9回のホフマン同様ビーバーの「ど真ん中の抜けたスライダー」でした)11回快心のホームラン。
※これも大谷君をなんとか抑えた後の”ほんの少しの油断”だったのではないでしょうか

凄い試合でした
THE MOST INSANE WORLD SERIES GAME 7 YOU'LL EVER SEE | Los Angeles Dodgers Vs Toronto Blue Jays
https://youtu.be/_68bF1XS9rk?si=EJqwzhRhrwnBmQj5


ヨシノブのインサイド高め97マイルを2塁打するゲレロも凄かったですが、バーガーを歩かせたバッテリーの”カークでゲッツー狙い”は明確でした。このシリーズでカークはヨシノブのカーブにあっておらず、三振狙いの時には必ずカーブ投げてましたから。しかしこの時ヨシノブは(全部スプリットだったのかな?)ピタピタに外角低めに小さく落とした。「2球で追い込んだ時」スミスはゲッツーで打ち取れる自信があったと思います。


<ちなみに>
乱闘騒ぎになったウロブレスキは、「人生で初めての乱闘」だったそうでw
あの時流石ラティーノのヒメネスは直前に自分で手を出してデッドボール狙いの(悪く言えばセコイ)ファールまがいのプレイをした直後で、あててやるよと思って投じたのでは無いのでしょうが(因果応報か)本当に当たってしまったのでした。
報復かと抗議するヒメネスに「何を言ってるんだお前」的にウロブレスキ激怒してましたね。
これもエキサイトした試合の一断面でしたよ。

米国では野球賭博も合法なので、(思うに昨年最下位でシーズン当初のワールドシリーズ優勝オッズ500倍とかのブルージェイズがここまで勝ち上がるまでに相当儲かっていたファンも多かったと思います)ブルージェイズに9万ドルの全財産賭けてたファンがいたりしてですねww
(なんとこの7戦、チケット取引サイトでは外野席最安値が25万円、バックネット裏は800万だったそうです)ワールドクラスのカタルシスと相成りました。
放心状態で何もできなくなるブルージェイズファンが続出し、勝ったドジャーズファンも「胃が痛い、胃が痛い」繰り返してました。
プロスポーツってのは本当に楽しいものですよ。


posted by kagewari/iwahara at 08:06 | ニュース・特集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする