クマの騒動で「警察と自衛隊に頼むとなんとかなる」とか思ってしまう無知と通じるものに思います。
(実際私は自衛隊関係者が「非常に迷惑している」と話してることを耳にしています)
少しでも銃の知識があれば無理があることはわかる話です。日本の警察にはショットガンは装備が無いし訓練もありません、自衛隊もイタリア製のオートなどをドローン撃墜用に今実験装備してるぐらいで、ショットガンで正面から回避行動取りながら時速50キロで突撃してくるクマの動きを止めるなどの経験が皆無なんです(そもそも基本装備には無いんですから撃った経験も無い)。
隠れたポジションから撃つ警察のスナイパー部隊にマグナムライフル装備すれば解決するような簡単な話ではありません(立てこもり犯じゃないんですよ?)。
誰がそこにクマを誘導するんですか、
或いは、スナイパーが準備するまでクマが待ってくれるんですか?
街中でクマをgunによって止めるってことなら、
ポイントマンに12ゲージのショットガン、サイドアームに44マグナムのホローポイント弾装填を持たせて(訓練した上で)チームプレイでスナイパー部隊が機動的に援護するしかありません。
※猟友会のみなさんも近距離でライフル配置について、正面はショットガンだと思います。
ライフル一丁で正面から対決できる人は相当の手練れです(一発で仕留めないとボルトアクションでは再装填の余裕が無い)。
※そもそも狩猟免許の仕組みとして総弾数3発制限のショットガンを10年安全保持によって総弾数3発制限のライフル所持が許可される事から、ライフルを持ったベテランが後方から指揮を取り、ショットガンをもった若手がポイントマンになる流れが銃の所持許可の流れでできている側面もあると思います。
自衛隊の本音は「装甲車で7.62ミリの分隊支援機関銃使用していいですか?」でしょう。
こんなん軍隊アレルギーのある日本で可能なワケ無いでしょ、、
(ゴジラ映画思い出してください、自衛隊が万全にってそういうことです)
お前達ならなんとかできるだろって、街中でアサルトライフルをフルオートで撃てると思ってるんですか?(どんだけ市民のみなさん避難しないといけないのかもわからないのに)てか5.56ミリのフルメタルジャケット弾なら数発当たってもクマは止まりませんよ?
しかも軍用銃はあたっても貫通銃創になるフルメタルジャケット弾でしかテストしてません。
(軍用銃にレッドやソフトポイント弾を使用してジャムらない保証は無いんです《あなた仮にクマを前に自動小銃がジャムったら一巻の終わりです》)
■どうにも私には保守系論者の皆さんの言う「核武装論」が、軍事や武器に関する知識を前提にしたものとは到底思えないのです(欧米の核抑止論の論文読んでいてもです)。
ウクライナ紛争は事実上核戦争スレスレで戦ってます。
ロシアは核兵器を山ほど持っていますが、ウクライナ(=NATO)は余裕で長距離ミサイルでモスクワを攻撃し、ましてや(核兵器での反撃権に及ぶ)ロシア空軍の戦略爆撃機に対してドローン攻撃を仕掛けています。←ロシアの核兵器は何の抑止になったんですか?
反対に、バイデン政権時のバイデンの「ロシア軍が侵攻しても米軍は一切介入しない」のひとことが、困っていたプーチンの背中を押したとも言われています。
紛争のキッカケになったのは「通常戦力の空白」に他ならなかった。
日本の防衛は自衛隊の通常戦力によって守られているのであり、
核武装したからといって、中国の軍事力侵攻を抑止できるワケではありません。
(※核で抑止できるのは”核だけ”なんです《中国としてもいきなり日本を木っ端みじんに吹き飛ばしても何の得になるんです?←こんな常軌を逸した行動をしたら米露が協調して中国を核攻撃するでしょう。「何をしでかすかわからないから」です》)
●「核武装すれば日本スゲーみたいな」
どうにも日本の保守派の核武装論には、(全部が全部と言いませんが)クマ問題に「警察と自衛隊に命じればいい」みたいな軽薄さを感じるんです。
「ちゃんとわかって言ってますか?」とか言いたくなる。
なんでしょうか、軍事的には「自衛隊保有ミサイルのスタンドオフ戦略の射程距離は十分に優位を保っていると言えるのか」だとか、「電子戦における効果範囲は解放軍を圧倒できているのか」だとか、「特殊作戦群でパワードスーツ運用の実証試験はどんなか」だとか、「レーザー砲のドローン迎撃実験の成果は?」だとか、「レールガンによる極超音速ミサイルの迎撃実験」などの方が100倍大事なんだと思います(予算的に最優先すべきはF3戦闘機の開発ですよ)。



