攻撃に踏み切った理由に様々な説があるんですが(米国がやらないとイスラエルが核攻撃するかもしれなかった説まであり《及川さんの解説だとタッカー・カールソンがそう言ったらしい》)、私はトランプ大統領の”勘”だと思います。それこそビジネスマンの勘です。
どうやらトランプ大統領はイランをビッグマウスだと感じているようで、どこかの構造を突き崩せばイランは容易に崩れると本気で信じているようで、これまでの度重なる交渉や12日間戦争時のプロレスなどから、そう読んでるのでは無いでしょうか(イスラエルとはタイマンだが米国に対しては腰が引けている印象を持ったのかも知れません)。
また一説には(飯山氏の情報)今回の攻撃にサウジの皇太子が「やるべし」とトランプに再三電話をしていたという話もあるそうです。イランの反撃で(何を思ったのか)ドバイの民間施設などが大炎上していますが、これに対してサウジが激怒しており、ひょっとしてサウジが米軍の攻撃に参加する可能性があるのだとしたら状況は一変するでしょう(サウジはイランの弱体化が起きるなら「それはアラブの利益だ」と考えている節があるらしく)。
●同時にあまり大きく報道されていませんが、今パキスタンとアフガンのタリバンが戦争状態になっています。アラブ周辺の中東地域で大きな勢力図の変化が起きようとしている。
実は、米国の保守派もトランプのこの攻撃を「MAGAに対する裏切りだ」と、かなり強硬に非難しているんですが、どうにも中東をめぐる全体像が彼らには見えていないようです。
トランプは単にイランを攻撃したかったのではないと思うんですよ。
(個人的にはトランプのガザ復興和平計画にとって、ハマスをテロ支援するイランが邪魔だったのではないでしょうか?)
●米国筋には、イランの体制が必ずしも民主化である必要はないという見方もあるそうで(飯山氏の情報によると、ホメイニ氏の孫によるイスラム革命政権でも構わない説があるらしい)、今回の作戦意図が何処にあるのか、まだ見えてこないところに本当の狙いがあるのかも知れません。



